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病院の顔としての意識をしっかり持って働こう

電話を取るビジネスウーマン

どんな人が向いている仕事?

医療事務として病院やクリニックで働くことになりますが、向いているのは、困っている患者さんをサポートしてあげられる、そうした縁の下の力持ちになれる人材です。受付業務で必要なこと、心構えがあるとすれば、笑顔で患者さんを励ますことです。相手の立場に立てる思いやり、そして、状況に合わせて対応できる力をしっかり備えた人が向いています。様々な症状を抱える患者さんが来院されますが、医療事務職員は、患者さんに医療行為ができません。ですが、気持ちを楽にさせる、思いやりのある接遇を意識しなければなりません。受付では笑顔で即応対が求められ、治療費の受け渡しにも気遣いを忘れず、患者さんの望みを敏感に感じ取ること、まさに、病院の顔であることを意識できる人です。

病院

持っておくと便利な資格とは?

医療事務の仕事は幅広く、レセプト業務のように専門的な業務もあります。もちろん、一般事務と共通する業務もあるので、持っておいて損ではない資格もあるでしょう。例えば、受付では会計、カルテなどの書類の整理や保管、パソコン操作もあります。どちらかといえば、一般事務寄りといった業務になりますからパソコン関連の資格は役立つでしょう。さらに、管理職となれば、医療事務に関する専門的な知識とともに、総務や人事、経理といった知識も要求されるでしょう。ステップアップのためには、こうした医療事務以外の資格を通して、自らのスキルアップに取り組むのが望ましいかもしれません。医療事務技能審査試験などの知名度があるもののみならず、調剤事務、介護事務などもあります。